綺麗な髪の毛の子になりたいなら、ひじきや海苔、ワカメを食べなさい。
祖母より、よく耳にしてきた言葉です。
日本人形を見て分かるように、特に女性にとって髪の艶と美しさは命に代わるくらい大切なものであったように思います。
そして現代も、どれを選んだら良いか分からないほど市場にヘアケア用品が溢れていると言うことは、髪の毛を綺麗に保ちたいという思いは、今もなお多くの人に共通してることだと思います。
年々、より髪に良いケア用品は開発されているのですが、
本日は
髪の毛を綺麗に保つのに有効とされる海藻について調べた事を書きます(迷信なのか事実なのか…)。いわゆる身体の内側からのケアですね。
まず、日本の海を泳ぐとまとわりついてくる海藻についてですが、行ったことのある海外の沿岸ではあまり見かけたことが無いなと思い調べたら、やはり主な生息地は東アジアでした。
昆布やワカメは船舶に引きずられ広がっていき、外来種として各国の沿岸で生態系の問題になっているのだとか(繁殖力は強そう)。
そして、生の海藻を消化出来る酵素を持っているのは東アジア人が多いようで、その他の人種の方はお腹を壊しやすいそうです。
(採れたてをサッと湯掻いてポン酢でコリコリっと戴くワカメの刺身は最高なのですが、人によってはある意味危険なのですね。)
ただしそれは加工すれば話はかわるので、乾燥ワカメや海苔、昆布出汁などが世界中に浸透しているわけです。
東南アジアに近い香港でもこの10年で色んな種類の海藻がスーパーで手に入るようになり、自宅での料理の幅がものすごく広がりました。
(もずくの吸物が大好きです)
海苔、青海苔、ワカメ、昆布、ひじき、海ぶどう、もずく=海藻
東アジアに多く生息するが故に、細く表記することはなく英訳すると全てseaweedです。
それぞれ、味や食感、食の用途が全く違うのですが違いを説明するのがとても困難です💦
さて、この様々なseaweedを食べることによって髪にどのような変化がもたらされるのか。

次回に続きます
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